8/24/2012
全然更新していなかったんだからしかたがないか。
在外研修が終わり、その片付け、特に経理の方に追われています。
終わって気が抜けると思っていたけれども、さっそく市内研修。
気の抜けない毎日が続きます。
救いだったのは日程がずれたということ。
本当だったら先週、つまり在外研修が終わって1週間もたたないうちにするところだったんです。
事務所の都合で変わってよかった。。。
けど準備は先週に作ったので、かなりしんどかったですよ。
と、愚痴は置いといて。
グアテマラの研修会ではどこのボランティアも算数の知識向上を目指した内容をするんです。
例えば指導書を使ってどんな風に足し算を教えるか。
ギア通りに進めていくんですけどね、ブロックを操作して実際に学習者になって講習を受けたりします。
今回は準備期間が2日しかなく、しかもやる気なんてほぼ0だったので、趣向をがらっと変えて僕の時間をグッと減らしてみました。
今回のテーマは「指導書の使い方」
授業観察、校内研修をしている中でいつも感じていたんです。
算数の知識がつくだけで授業ってできるんだろうか?
もちろん理解していなかったら教えられないですけど、授業ができる問題とはちょっと違うんじゃないかなと。
算数が分かってても、指導書の読み方が分からなかったら読んでももらえないし、整った授業なんてできるわけないんですよね。
文法や単語がわかっていても、きちんとスペイン語で話ができないのは、知識があってもそれを活用するだけの技量がないから。
はい、精進します(苦笑)
なので今回は指導書の使い方。
今日は45人の先生が参加してくれました。 |
指導書を使う上でのポイント
指導案を使った島田による模擬授業
検討会
グループでの指導案作成
模擬授業
検討会
今日の反省
この内容を5時間でするっていうんだから、無謀すぎた!!!笑
終わった後の疲労感はものすごかったです。
今回、僕が活躍する場面は半分もありませんでした。
その分先生方が頭を働かせ、先生方と考えて、意見を交換して、イメージを作って、授業を作成していく。
僕の準備をぐっと減らした代わりに先生方にはたくさん働いていただきました。
結果は大成功!!!!
マスキンテープがくっつかなくて困りました。 |
従来の研修会ではどうしても受講者は受け身になりがちだったんです。
だから5時間なんて持つわけがなかったです。
けど今回は違いました。
あの集中力は見たことがない!!!!!!
考える時間だけじゃなく、自分の考えを発表して、それに対して意見がくる。
それが一つの授業という形になっていく。
本当にすごい集中でした!!!
メリハリは大事だということを改めて実感。
初めての指導案作りだったし、僕の説明不足もあって最初は全然書けなかったですが、話が盛り上がるとどんどんペンも進んでいるようでした。
僕の模擬授業検討会で出た、いいところ・改善点も指導案に組み込んでいるグループもいて嬉しかったですね。
残念ながら指導案作りに時間が取られ発表は1グループのみでしたが、児童の実態をうまく捉えた分かりやすい授業を展開していたと思います。
発表者以外のグループメンバーは指導案と違う発言にドキドキしながら見守っていました(笑)
それでも時間内に終わらせていましたし、おもしろかったです。
ああでもない、と話しながら作成中。 |
今回の反省は、準備に十分な時間をかけなかったところ。
スペイン語はまあ、置いといたとしても、あまりにもお粗末な準備でした。
指導案は先生方は初めてなのに、全然説明もなしに作ってみようなんて言っても分かるわけがありません。
そこをもっと細かく説明できていたら進行も簡単だったな〜と。
ごめんね先生。
複雑なことが多いだけに、事前にすることが多い内容でした。
とまあ、気落ちをしても仕方がないので、しゃきっと気持ちを切り替えて頑張っていこう!
今回は先生方が集中して学習できるということが分かりました。
指導案作りもやったら絶対に成功するということが分かりました。
やはりまずは、やってみること!!!!
恐れてたら、何も始まらないですね!
やりたい、やりたい、思っていても実行なかったら、意味ない!
まずは一歩踏み出すこと!
いや〜若いってすばらしい!!!笑
終了時間すぎてたのに振り返りも超集中! |
今回は大人数だったので大変でしたけど、学校だったら少ないし、細かい指導もできるので取り入れていこうと思っています!
来週は大学で日本の教育について講義を任されました。
その後は日本文化紹介だし。
まだまだ落ち着かないな〜。
けど僕らしいっちゃ僕らしいな、これも!!
これからもいろんなこと試していこう!!!!
在外研修のこと、グアテマラの新聞に載りました! |