グアテマラ時間、おはようございます。
日本時間、こんばんは。
どうも、がてじろうです。
さて、「生きる力」とは何なのでしょうか。
グアテマラにいると、日本の教育というものがいかに素晴らしいものか実感します。
そこにいなくても、いや、むしろそこにいない方がかえって見えるものが多いのではないか、そんなことを感じる毎日です。
そう、だからこれを「生きる力つけ麺」と表させていただきたい(?)
海外に住んでいるとどうしても日本食が恋しくなってしまう。
ラーメンは問答無用で脳内メーカーを支配してしまう。
アメリカならまだしも、ここはグアテマラ。
中華麺がそこら辺に売ってるわけもなく。
なのでね、作ってしまいましょう。
パスタと、ベーキングパウダーで。
材料はこれ、麺と、ベーキングパウダー。
汁も作ってしまいましょう。
だしの素と醤油と砂糖がありゃいいんです。
ちょっと贅沢に味醂なんか使ったりして。
贅沢です。
その3つを適当に配合すればそれなりになります。
天下のキッコウマン!
汁を作ってる横でお湯を沸かしましょう。
海外の水道水は日本ほどきれいではないので、必ず沸騰させましょう。
沸騰してから5分くらいはグツグツさせましょう。
特にここは2,300mの高地なので、沸点が低いですからね。
グツグツ。
いい感じになってきました。
そしたら、きました、
ベーキングパウダー投入(笑)
正直、大丈夫かと疑う光景です。
あとは普通にパスタを茹でる要領で茹でます。
その間に粉ワサビを練ったり、薬味を切ったり。
袋に書いてある時間くらい茹でたらあとはザルで水をきってくださいね。
器にもって、完成。
どうよ!!!
つけ麺じゃろ!!!
パスタも卵が入った黄色がかったやつの方が中華麺っぽくなります。
そして今回使用した麺は、なんでかクルクル丸まって乾燥されてるので調理するとちょっとちぢれてなおさらそれっぽいんですよ。
食感もパスタではなく、中華麺!!!
驚きの化学反応!!!!
そう、これ理科の実験なんです。
詳しいことは知りません。
けど化学的に、どっかの誰かが化学式で解明したそうです(笑)
ネットに転がってるらしいですよ。
僕は聞いただけなんで分かりませんが。
パスタも中華麺も基本的な材料は一緒。
小麦粉、卵、水。
そして中華麺はかん水というものが使われていて、そこが決定的に違うんです。
かん水の成分は僕は知りませんが二酸化炭素が関係しているそうですよ。
ここでね、堺雅人さんを思い出した方がいらっしゃるかと思います。
『南極料理人』
でしたっけね、ラーメンが食べたいが、かん水がない。
そして思いついたのは、重曹。
ベーキングパウダーも同じですね。
それを水にいれることで、麺が吸収し、それっぽくなるというわけなんです!!!
「料理は科学だ」
と湯川教授が言ってましたが、文字通り。
すごいですね、本当。
これを知った時、僕は感動しました。
まさかと思ってやってみると、もっと感動しました。
このおかげで冷やし中華も作れちゃいます。
感動です。
生きる力
これをする時毎回この言葉を思い出します。
こういうのを生きる力というのでしょうか(笑)
実生活に活用できる経験はまさに生きる力です。
こっちにきて、(料理でも)壁にぶち当たることが多いです。
そんな時、何とかして作れないかと考えるんです。
結局インターネット開くんですけど(笑)、そうするとどっかの誰かが解決策を見つけているんです。
皆悩むことは一緒なんだなと思いながら試すんです。
味醂の代わりにコカコーラ。
くずもちの代わりにタピオカ粉。
片栗粉の代わりにマイセナ。
案外いけるもんです。
要は一歩を踏み出すということが頭をよぎるかどうか。
あれ試したらどうなるんだろう、と思えるかどうか。
生きる力が乏しいと、そういったことが頭をよぎらないから、気づかず問題が解決されない。
だから学校でいっぱい生きる力を磨くんでしょうか。
今の子供達が受ける教育は本当に羨ましい。
時代はもしかすると最悪かもしれないですけれど、だからこそそれを打開できる教育を受けられる。
その分先生の仕事が多くて大変という話は置いておくとして。
生きる力
考えるさせられますね。
ま、グアテマラは結構発展していますけど、大洋州、アフリカの隊員は常に「生き残る力」が試されているんでしょうね(笑)
生きる力
生き残る力
当たらずも遠からず?笑
がてじろう
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