2014年7月13日日曜日

ガウディ×井上雄彦×島田翔平(肩並べるとか甚だしい)

7月14日(月)



日本時間、こんにちは。


グアテマラ時間、こんばんは。




どうも、がてじです。







「人間は創造しない、人間は発見し、その発見から出発するのだ」


Antoni Gaudí





ガウディは日本語読みをすると、「ガ」のところを強く読みますが、最後の "i" にアクセントがついて "í" となってるので、


ガウディーの


「ディ」


にアクセントを持っていくのでしょうか、というのが、




ガウディとの出会い。






なるほど、スペイン語が読めるようになって、こんなにも原文での理解が心地いいとは知らなかった(名前読めたことすら感動)



小さなことでも、フィルターを通さずに見るとおもしろい。



聖書なんてのはもとはヘブライ語で書かれた書物です。


今では数十の言語に翻訳され、世界中、約2000年もの間、毎年世界で一番読まれた本となっています。

イスラム教の教典の「コーラン」はアラビア語のみをそう呼んでいます。


これはその教えを忠実に伝える為に他言語で翻訳しては真の意味は理解されない、とかって聞いたことがあります。


もし聖書をヘブライ語で読むと、きっと見えないものが見えるのかもしれませんね。





読まないですが(身も蓋もない)





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昨日、7月13日(日)にガウディの展示会に行って参りました。


東京に着いて目に入ったポスターがあったんです。

http://www.gaudinoue.com





井上雄彦




ガウディよりも先に目に入った名前。



スラムダンクやリアル、バカボンドの生みの親である漫画家、井上さん。


そんな彼が日本とスペインの交流400年の親善大使に任命されているとか。



そんなこんなでなんと、スペインを代表する建築家ガウディとコラボレーションをしたというではないか!



しかも今月12日(土)から開催の展示会!




行くしかないでしょ!!今でしょ!!(古い?)という啓示があったので行って参りました。



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ものすごく関係なくて、どうでもいいんですけど、日付を書くとき必ず括弧書きで曜日も書くようにしているのは僕の小さなこだわり。

日にち言われてもピンと来ないときありますよね。曜日だと「ああ、あん時ね!」ってなると思って、いつも書くようにしてるんです。

どうでもいいですね。はい。



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入場して最初にスクリーンが出てくるですが、そこで書かれてたことの意味が分からなくって。




「人間は創造しない、人間は発見し、その発見から出発するのだ」


Antoni Gaudí






いやいや、あなた思いっきりすっごいもん創造してるじゃん!!!

何言ってんの!!!



と思わず声を上げたくなるぐらい哲学的過ぎた言葉は全く理解できませんでした(笑)




今まで何度か美術館と呼ばれるものに足を踏み入れたことがありますが、アリスも真っ青なくらい不思議空間すぎて、よくある「芸術ってすごいよなー」とか、もう感情を表現しまくってる言葉しか出て来なかったわけで。




棒読みでカタカナ表記の方が感情表現してるんじゃないかってくらいで。



ゲイジュツッテスゴイヨナー




うん、宇宙人と会話できそう





ガウディに至っても、よく分からない哲学を突きつけられ、しょっぱなから出鼻くじかれた感120%くらいで、こりゃ先が思いやられるわ、なんて思ったんですよね。全く。





けれど展示会を観ていくと、なんともおもしろいんです。


すーっと入っていくというか、きれいだなって、グニャグニャした作品とかきれいなんです。




井上さんの書き下ろしとかも、すてきで。


井上さんの作品は読むのに時間がかかる。

間の取り方とか、カメラ位置とか、結構シンプルで読みやすいけど、時間がかかる。

一コマ中に目の動きが多いんですよね。


いろいろ見てしまう。




売れてる作品と言えばワンピースですけど、パンダマン探そうと思わないとあんまじっくり見ないのかも(笑)




バガボンドとかは細部まで繊細に丁寧に描かれているから、ずーっと見てしまう。


展示会の作品も漫画風でした。


言葉が少なくて、表情が複雑でガウディはどんな気持ちなんだろうか、とか、どう意味なんだろう、とかいろいろ考える。




結局分からなくて、けどいろんな展示物を観ていくとその意味も分かったりして。




なんかパズルみたいでそこも面白かった。





そして作品の中にもいろんな伏線みたいなのがあるように、途中で気づいたり。

「そういうことだったんかー!」


その瞬間のゾクッとした感じがたまらないかったりする。






ガウディは小さい頃リウマチで歩行にも困難をきたす程だったそうです。


そのせいで友達を走り回ったり、運動したりすることができませんでした。


決して裕福な家庭で生まれたわけでもなく。


そういったことがあり、もっぱら自然を観察していたそうです。




「偉大な本、常に開かれ、努力して読むに値する本、それは、大自然の本である」






神は二つの書物をつくったと言われています。


一つは聖書

もう一つは自然


神のつくった二つ目の書物は一生をかけても読み切れず、何人が読んでも理解できないところがたくさんあり、それでも価値のある本。


そんな書物にガウディは幼い頃から興味を示していました。





自然をよく観察し、構造を研究し、幾何学探求。

自然界の法則に則ること、そのことにいかに気づくことができるか、建築に応用できるかを考えていたそうです。



カテナリー曲線(懸垂線)をご存知でしょうか。





細い線が二次方程式、

そして太い線がカテナリー曲線と言われるものです。

知らなくたっていいです(笑)


僕も知りませんでした。




放物線と違うんですが、鎖を垂らした形と言われています。


ガリレオは1638年に、ニュートンは1687年にこの曲線について物理現象的に言及していますが、経験的に実践した人は、建築業界ではガウディ以外にはいません。




鎖を垂らして得られた形をひっくり返した形を建築に採用したのが、ガウディです。




現在するこの技法を用いた有名な作品が「サグラダ・ファミリア」というわけなんです。



波打つ姿を曲線に表し、建築に活用したりとか。

波と言えば、海外線のお話、「フラクタル」ですね。こちらも幾何のお話。



自然界に存在する有名な数学と言えば、「フィボナッチ数列」とか「充填図形」とか。




貝のひだも硬度と関係していたりとか、その曲線も侮れなかったり。


巻貝のあの巻き方も黄金律と関係していたりと、自然を読み解くと、規律が現れてくるんです。





ガウディは自然を見ていましたが、いつもその「以前」を見てました。


だからガウディは言ったんですね。



「人間は創造しない、人間は発見し、その発見から出発するのだ」





ガウディは建築を創造したのではなく、自然から「発見」し、それを建築に取り入れた。





なんて謙虚な!!

小さな頃はシャイだったらしいですが、この謙虚さは幼少期に築き上げられたのでしょうか(笑)



すごい観察力、洞察力。


そしてその気づきを建築に活かすことができないかという探究心。


自然に則ることで、安定した建物を作り出すことができ、人間に元来備わってるであろう究極的な美的感覚だったり、知的好奇心を刺激する作品を次々と生み出してきたんですね。



感動です。



彼こそ「学び」を究極的な形にまで推敲していった人物でないでしょうか!!


こういった子どもを育てることが求められているのではないでしょかね、ガウディさん!!

と尋ねたい




生きる力とはこういうことなのでしょうか。



そこら辺はよく分かりませんが(おい)、何はともあれ(?)、自分で気になることを調べて、発見して、それを何かに活用したり、自分の一部とする。飽くなき探究心は人を育て、文化を創り、人を巻き込み、世界を変える。




素晴らしい知識欲!!!(なんか明後日の方向に行ってないか)




なんかガウディに感動だわ!!感謝ガウディ!!


大泉洋風だったら「ああたすごいわ!」ってなるわ!!(どっちにも失礼だよ)




「独創性(originality)は起源(origin)に戻ることである」



その意味がよく分かりました。






さっと流していいんですけどね、線織面とか双曲放物線面とか出てきてなんか興奮しちゃって。


数学って美しい!!!!!



2000年以上も前にピタゴラスがこの世の全ては聖なる数とその神聖なる調和、すなわち比によって成立しているって言ってたけど(直接聞いたみたい)、ああたさすがだわ!!


僕の身体も0と1できっと構成されてるんだと思う。




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なんか怪しい世界観になってきたんですが、ガウディの探究心は世代が越えた今ででも多くの人を魅力して、そんな人たちの手を動かします。



サグラダ・ファミリアの完成予定は2026年です。


コンピュータ技術の進化により完成が格段と早まりました。


その前に観に行かなければ…!!





思わぬところで数学に触発されてしまいました。


分厚い本もお土産で買いました。

じっくり読もうと思います。ワクワク



これを機に、自然界の数学を勉強してみたくなりました。



授業に使えそうだし、何より、探求する心とか、方法とか、小出しのアイテムじゃなくて、知識欲だったり審美眼だったり、探求の根っこの様なもっと普遍的な生き方に関わる、そういった姿勢を学べたらいいなと思います。






ガウディ×井上雄彦



最高の展示会でした!!!!





そんな感じ。





×がてじろう(甚だしい)

2014年7月9日水曜日

がてじの酪農体験記2

7月9日(木)




島田の朝は、早い。





いやー慣れましたよ、速攻で。

覚悟はしてたのでね、初日から4時半って言われても驚かなかったです。

グアテマラにいた時も、遅くまで仕事して、仮眠してまた仕事再開するなんてことよくありましたから。朝は何だかんだ頑張れます。



そう話すのは、ボラバイター島田翔平、アルバイト3日目だ。


大学卒業後、青年海外協力隊としてグアテマラへ派遣。3年間小学校教諭として現地の教員たちに算数を指導してきた。




島田が今いる場所は北海道天塩町のある農家だ。



WiMAXの電波も届かないこの街はアサリと酪農で有名である。




働かせて頂いてるところではauの電波すら入りづらいです。良くて1本ですね。

WiMAXの電波ないとメールとか、モバイル通信ってやつですか?それができなくて。

辛くはないですけど、連絡が途絶えてしまうので周りに申し訳ないですね。

メール確認できたと思ったら、とんでもない量が入ったりしてますから。しかもいつ確認できるかわかりません。一週間かそれ以上か。

けど、修行みたいでちょっと楽しいです。こういう環境も。

全部ひっくるめていい経験になってます。





まだ陽も出ていない早朝、空は薄く明るい。



おはようございます、よろしくお願いします。



挨拶を済ませ道具を握ると、まず始めに牛の糞を処分する作業から入る。



ここには90弱の乳牛がいる。



今ではほとんどが機械化され、あまり多くの人手を必要としなくてもこれだけの量を管理することができる。


牛の糞尿の処理と、わらで床を作る作業と掃除が最初にする島田の日課である。



昔であれば台車にスコップで集めた糞を乗せて運んでいたが、今はベルトコンベアーのようなものが牛舎の床を走る。


ただそこに落とせばあとは機械が運んでくれるのだ。


そして牛舎の壁を大型の機械がのんのんと移動している。


コンピュータで厳格に制御されているそれは、餌やり機である。


各一頭ずつに正確にえさが分配されていく。




もっと、重労働になると覚悟していたのでビックリしました。

けどやっぱ筋肉使う作業多くてしんどいですけどね。ははは



笑って答える島田だがやはりどこか眠たそうだ。




次は搾乳です。

これがメインの作業で、そしてやっぱまだ緊張します…

銀の匙って漫画読んだんですけど、あれよく作られてますよね。よく分かりますいろんなシーン。

そうそう!とかよくありました。

そしてあの牛乳のホース事件。

あれを読んじゃったもんだから、搾乳の準備中はあのシーンが頭から離れません。

あといろいろ大失敗のリアルな話を聞いているので失敗できないなってプレッシャーです。

機械だから手順とかもあるし、一つ間違っただけで90頭分のミルクが無駄になっちゃうんです。

命が関わる時は失敗は許されない。

本当にその通りだと思います。

牛の命、消費者の命、僕の指一本にかかる重みは相当ですよ。トホホ



作業を確認しながら、一つずつ進めていく。



緑の運転ボタンを押して搾乳スタートだ。



「あそこ二頭」



淡々と指示を出す牧場のご主人



はい。


そう短く答える島田は小さな雑巾にお湯を含ませ、指示された2頭の間に入っていく。



牛の乳首は基本4本だ。たまに3本のもいる。お湯を含ませた布で乳首を拭きながら同時にマッサージも行う。


ミルクを出やすくする為である。


その後、手で数回ミルクを絞り出し、専用のこし器に入れる。


乳房炎などにかかったりすると出したミルクもヨーグルトのような塊が取れたりもする。


そうやって牛の健康状態を診るのだ。



この作業がまた、大変で。

乳首にたくさん糞がこびれ付いてたりしたら時間かかりますし、全然取れないし、牛も暴れますし、どのくらいの力加減でとか、果たしてきちんとミルク出してくれるんだとか、心配事がぐるぐる回ってます、拭いてる時って。

ゆとりですから、怒られることに慣れてませんからね、ビクビクですよ、ハハハ



搾乳機も自動で移動する。それに合わせて乳房の拭き掃除や手での搾乳を行う。


初日は全然取ることができなかったと言う。


乳が出ないのもあるが、牛の方が落ち着かず触れることすらできないこともよくあったと島田は話す。


牛はとても繊細だ。臆病で、知らない人が近づくと脅える。


よく人を観ているし、きちんと把握しているのだという。


だから島田が近づくと脚で蹴ろうとしたり、暴れたりする。



たくさん尻尾ではたかれます。今でもですよ。

クソまみれの尻尾で顔面狙ってきますからね、汚いでしょ。慣れますよ、うん。

2日目から少しずつ落ち着く牛も出てきたし、コツとまではいかなくてもなんか乳搾り上達しました。

3日目終わって気づいたんですけど、家に戻ると指先がずーっとしびれてるんですよ。

何でかなって思ったら、搾乳中は立ち膝とかするんで、足の指先をずっと曲げてる状態が続くんですよ。それで指先じーん。気持ち悪いです。



「次そこ二頭」


はい。



このやり取りを数十回繰り返したところで、全ての搾乳が完了する。


6:50


ここから搾乳機を戻す作業がある。


島田にとっては最後の関門だ。


ここで失敗すれば取ったミルクが全て廃棄処分となってしまう。


一つもミスは許されない。


不安気な面持ちで作業をする島田。


手製のメモ用紙をいつも頼りに作業を進めるらしいが、今日に限ってそれを紛失したらしい。



結構焦ってます。

脳みそフル回転ですよ。

朝飯がうまいですね、こりゃ。



冗談を言うが、目は笑っていない。


終わりの作業は行程が少し煩雑である。タイミングも掴みづらく島田が一番苦手とする作業だ。



無事に終わったようだ。


最後にもう一度糞を片付け、朝の業務が終了する。




あー終わったー。

腹ぺこです。

けど、朝飯ワクワクっていう気分より、無事に最後の行程終わってよかったって安心感の方が強いです。ほんと、ヒヤヒヤ。

命が関わる仕事ですから、失敗は許されません。




おはようございます、只今戻りました。



島田が厄介になっているところは、雇い主の両親の家。


島田にとってはおじいちゃん、おばあちゃんの様な存在である。


お疲れさまです、と優しく声をかけてながら朝ご飯の支度を済ませるおばあちゃん。


タイミングはいつも完璧である。




毎食、お世話になってるんです。

なんまらうまいですよ。葉っぱとかイチゴは畑から取れたものですし、ヨーグルトはもちろん自家製。

これだけでもこの仕事選んでよかったって思えます。

うちの母親の方も農家だったんですけど、どうして農家さんて飯がうまくて豪勢で、いっぱいなんでしょうか。幸せです。



食事中の島田の顔には、さっきまでの不安は一切ない。



これからちょっと休んで10時半から仕事再開です。

休み時間が多いんですよ。

12時まで働いて、ご飯食べたら15時までまた休憩。19時くらいまでで一日の業務終了ですかね。

こんなルーティンです。

それでもご主人は僕の休んでる間にもっと働いてるんで、すごいです。僕もこんなんで根をあげたらだめだなって思いますよ。身体バッキバキですけど、頑張りたいですね。

というわけで次の仕事までエネルギーちょっとためてきますね、ごちそうさまでした。

おやすみなさい。





つづく

がてじの酪農体験記1

がてじの酪農体験記1




ここは、北海道の北、天塩町


天の塩と書いて「てしお」と読む。


人口は、分からない(調べろよ)


特産物は「あさり」だ(昨日食った)



ここには数多くの牧場がある




ということで、お世話になってます(全く分からん)




グアテマラから帰ってきて程よい日数が経過し、いろいろあってようやく区切りも付けられ、いざしゅっぱーつ!という状態になったので、さっと応募したら即日OK。

明後日行きますね。



いいよ。



ってことで7月6日(日)から天塩町へ。


場所なんか気になる方はご自身でググられることをお勧めする。


そんな優しいブログじゃない(おい)




そう、お仕事のように(うまいのか?)




夜は早く寝れば早起きとか全然問題なんですけどね、一応4:30くらいから朝はスタート



早速牛舎に行き、まずは牛舎の掃除から

その後、牛の寝床に、わらを敷き、

搾乳作業に入る




牛も生きてる

やっぱ性格もある


おとなしい牛、


どう猛な牛(笑)



大体どの子も最初は警戒する


あんなに触られることを避けられるとお兄さん、傷つくよ(笑)




けど仕方がない、相手は生きてるんだから



搾乳の手順や乳が3つの牛がどれか、とか全然覚えれませんが、何とか仕事はこなしてる



手で乳搾りも何とかできた

まだまだ出ない時もあるが



今じゃ何でも機械化されてる


乳絞る機械が自動で牛のとこまで運ばれたり、


えさを与える機械があったり、


糞尿が勝手に運ばれていく装置があったりと、



すごい



ほえ~

って感動する



けど細かなところは人間がしなければならないから、やっぱそこは「生×生」




「生きること」は「食べる」ということ


「食べること」は「命を頂く」ということ



つまり「生きること」は「命を頂く」ということ



こうして自分たちの生活の為に彼女らの力を借りている



生きるって本当、大変



いろんな人が影で苦労しているから、スーパーでおいしい牛乳飲める



自家製のヨーグルトはうまかった





まったく電波のない環境も一つの修行と思ってる


ただ幾人かには迷惑をかけてるが。


ごめんなさい。




今月は教採なり、結婚式なり、研修なりでドタバタの往復が続くけど8月下旬からは安定してご厄介になる予定



頑張ろうっ!




そんな感じ




がてじろう

2014年7月1日火曜日

チキン戦争

7月2日(水)


日本時間、こんにちは。

グアテマラ時間、こんばんは。



どうも、がてじです。





グアテマラでは、石を投げればフライドチキン屋さんに当たると言われるくらい、たくさんある(そんなことわざ知らない)。



日本ではケンタッキーに行かないとフライドチキンにありつけないあたりが、辛い。



しかし果たしてどっちがうまいのか。




そんな疑問を抱きながら今日はケンタッキーでランチ。



頼んでみたのはランチボックスC。


いわゆるセットだ。




600いくらだった気がする。



値段はもちろん高いが、ポジョカンペーロのセットを考えると、国の経済水準を考えたらケンタッキーの方がお得っぽい。






さて、グアテマラにはいくつあるん?ってくらいチキン屋さんがある。



その中でスペインにもあるとされる、中南米を独占してるポジョカンペーロ。


Pollo Campero



このチェーン店の勢力がデカすぎるのでケンタッキーはグアテマラに一店しかない。



恐るべしである。



ちょっと甘いマスクが憎いチキン



さて、実食。



3年ぶりのケンタッキーのお味は…




う、


うわー物足りなー…




味は濃いけど、こう、何かが足りない。




二口目。




ちなみにもも肉。



んー…





横のお姉さん方が食べてるたこ焼きの方がおいしそう…



あ、アリオのフードコートね。




あの、食べた時の皮のパリッと感がない




食った瞬間に肉汁で火傷しそうになる、ジャンキー感がケンタッキーにはない



そしてムネ肉はグアテマラ並みにパサパサだったのはショック



ターイムショック





というわけで、グアテマラ勝利




あっさり勝利



いつぞやの日本グアテマラ戦並に圧勝してた




しいて言えばポテトは油臭くなくておいしかった。






あーグアテマラチキン食べたい。


ちなみにポジョカンよりも、ポジョランディア派の私(知るかよ)






こんなチェーン店もあるよ





ピヌリート



どれもキャラ立ちしてるのがポイント笑



ランディアは安くてうまい。


そして砂肝を揚げてる時点で追随を許さない。


ケンタッキーも砂肝揚げてくんないかなー笑


ビール飲みたくなるね。





ものすごくどうでもいい、グアテマラのフライドチキン事情でした。



そんな感じ。




がてじろう