2013年12月31日火曜日

2013年、お世話になりました。

31/12/2013




グアテマラ時間、こんばんは。


日本時間、こんにちは。




どうも、がてじです。




そして、日本時間、明けましておめでとうございます。





グアテマラは残すところ3時間、をきりました。





この時点で21:00です。





昨年もここグアテマラで新年を過ごしましたが今年は少し心持ちが違うのはグアテマラ生活が染み付きすぎた為でしょうか、それとも帰国のカウントダウンがついに動き出すからでしょうか。




日本は世界的にも新年を迎えるのが早い国ですが、そこから順に、西へ向かって1時間ずつ新年が迎えられるんですよね。


今はニューヨークとかそこら辺でしょうか。




なんか、新年ってどこでも必ず迎えるものだけれど、世界が一瞬で迎えるものではないんですよね。


国ごとに、位置ごとに違っていて、日本から数えたら15時間後にグアテマラは大騒ぎですよ。まだ朝でしたよ、日本がヤッホーイってなってるころ。



そう考えたら、何か少し冷めるというのでしょうか、そんな冷ややかな気持ちではないですが、なんと言いますか、時間の感覚というか、気持ちの持ち方というのが少し変わりました。


世界観というのか、なんと表現したらいいのか。






日本にいた頃は、何の迷いもなく、日本時間0:00に世界中が新年を迎えると思ってた。



というか、そんなこと考えたこと1秒もないし、きっとそれが当たり前すぎてそれが「完全」だと思ってました。


けれどこっちに来て、日本が何でも先に行われて、花金とか、休日とか、誕生日とか、クリスマスとか。



だから毎回、変な気分。



誕生日なんてまだ迎えてないのにお祝いのメッセージが届いたりして。




そしたらすごい当たり前だけれど、月並みだけど、地球って回ってるんだなって、世界って本当でかいなって感じる。





何が変わるって訳でもないけれど、もはや真理レベルの当たり前さを感じた時、人ってよく分からない気持ちを持つんだと思います。



それは幸せでもなく不幸なんでもなく、何だろうこの感情。










び、微妙(笑)



うん、なんかこんな言葉がまだ近いのかな。




妙に冷静になるのか、自分の小ささに気づかされるのか。


身近な当たり前に気づいた時、人は幸せを感じるんだと思います。

けれど、もっと大きな普遍的な当たり前に気づいた時、別に幸せを感じないんです。



もっと、こう、び、微妙(笑)



あ…村上春樹並の表現力がほしい。




け、けれど、だからこそ、たまにだけれど、もっと広い視野で物事を見れるのかなって。



一つのことを、別の地域だったらどんな印象に受けるんだろうって。



日本だったら?

グアテマラだったら?

アフリカだったら?

戦争地域だったら?



そう考えたら、一つの幸せも人によっては、場所によっては不幸なことなのかもしれない。



自分にはどうしようもないことでも、その幸せはどこかで不幸なのかもしれない。



そう考え続けたら、すごく悲しい気持ちになるけれど、それでもこういう気持ちは多くの人が持っていてほしいものだと感じます。



きっとそれが、時々とかたまにとか、もしかしたらもっと少ない頻度かもしれないけれど、自分本位な行為が思いとどませることになるかもしれない。



0か1は大きい。




だから人は選択ができて、進めるんだと思う。





うむ。






そうそう、新年を迎えると言えば、やっぱニューイヤーズ・イヴは忘れちゃならない。

僕の大好きな映画の一つ。

夏でもよく観てました。



ニューヨークが舞台で、ラブアクチュアリーみたいにいろんな人の出来事が繰り広げられる映画です(監督は同じですよ)


そんな映画のワンシーン。テレビでスピーチをするんですが、それがとてもいい!大好きなシーンです。

こんな感じ↓



『シャンパンを開け、新年を祝う前に一度立ち止まって過ぎた年を振り返り、思い出しましょう。

成功も失敗も。守れた誓いも破った誓いも。殻を破って冒険したこと。傷つきのが怖くて閉じこもったこと。

新しい年は、あなたにチャンスをくれます。過ちを許し、もっと努力し、もっと与え、愛するチャンスを、です。

先のことを恐れるのではなく、未来を楽しむのです。

0時にボールが落ちる時、その時こそ、優しさを思い出しましょう。

思いやりも。

今夜だけでなく、1年間ずっと』




うんうん、そうだよな…(しみじみ)って。





人は話したくたって話せないことの一つや二つ抱えて生きてる。

それが小さなことでも、大きなことでも、目の前にいる人にできない感謝の言葉だって、いろいろあると思う。


そんな「当たり前」に気づいて、包み込んで、優しく愛することができたら素敵なのかなって。


この世界に足を踏み込んだが故に、いろんな事に目が向くようになってやりたいことが多すぎて絞りきれなくて困るけれど、それでも僕の未来は楽しいことになってると思う。

それはすごく贅沢なことで、不安だけれど、楽しめることなんでしょうね。


楽しめることを楽しまなくてどうする。


同じ阿呆なら踊らにゃ損々。



来年は、多分ものすごく大変だと思う。


仕事も進路も、プライベートも。


いろいろ変わって、動きだす。



そんな中をいろんな人と関わりながら、楽しんでいけたらって心から思います。




今年もお世話になりました。


くだらなくて中身のないこのブログにも付き合って頂き非常に感謝しております。



もう新年を迎えた方々が多いとは思いますが、皆さんの新たな年が成功一色で埋め尽くされることを祈りながら、ひとまず全身全霊、本年の感謝をさせていただきます。



2014年、皆さんと元気な姿でお会いできることを心より祈っております。



2013年、大変お世話になりました。


あと2時間だ。





それでは、よいお年をお過ごしください!






がてじろう

2013年12月22日日曜日

世界でも授業研究って広がってるんですよ。

22/12/2013





グアテマラ時間、こんにちは。



日本時間、おはようございます。




どうも、がてじです。






中華おこわを作ってみた。




同期が残していった餅米が一杯あったので拝借。



もも肉も手に入ったので、これはチャンスと思い。




なので、昨日春雨を購入。スープで頂きました。





なんて中華なお昼ですが、ただいま日本の教育に思いを馳せております。



新指導要領が導入され、今の教育はどう変わったのでしょうか。



学習内容が旧指導要領以前に引き戻されたそうですが、現場の負担は増えたのでしょうか、それとも変わらないのでしょうか。



いろんな書物を漁っていますが、どれも最近のではなく新しくても2010年に突入しているかしていないかの瀬戸際(笑)資料が基本古くてコマッチング〜ですが、それでも勉強になっております。






僕は現場の仕事量も、抱える仕事の複雑さもほとんど分かりません。


それでも、日本の教育を誇りに思っています。


あんなにすごい指導法が確立されている国はほとんどありません。




最近ではiPadなどを使った授業が取り上げられていると、帰国された隊員から連絡を受けました。


僕はそういったタブレット教材の指導をしてみたいので、とても興味のあるお話。



と思って聞いてみると、なんとも残念な結果でした。




タブレットを使って、事前に台形の面積を予習し授業に望むというもの。



そんなの算数でもなければ、学校現場の授業でもないではないか!




解き方(公式)を覚えて、問題を解くだけならもう学校の存在価値なんてないですよね。


塾と変わりない。



アメリカの基本的な授業スタイルは、教師が問題の解き方を示し、生徒はその例に従って個人個人で同じ種類の問題をいくつも解いてその解き方のステップをマスターする。


問題を正確に早く解ける生徒を育成するのが目的。




日本の本来の教育はそうではないはず。

児童や生徒の算数数学の理解力の発達を主な目的として、彼らなりの意味作りを支える教え方を強調しています。


けれど、児童が事前にどんな方法を使ってもいいですけれど、公式を確認してきて授業を迎えた時、授業では公式の運用が中心になってしまうのではないでしょうか。




旧指導要領では台形の面積の公式は削除されていました。

それは、公式は既習内容を用いれば導きだせるからです。



児童が既習内容を用いながら、仲間たちと意見を出し合いながら導きだす。

皆の小さなステップが合わさって公式を獲得することができ、教師の役目はあくまで補佐。

児童が多様な考えを出せるよう、また問題を解決したいと思える意欲を作ること、それが僕たちの授業中にできること。


特に台形や図形問題って、いろんな解決方法を提示しやすいんですよね。



答えは一つでも、考え方は複数あるんです。


だから公式を覚えることを目的をするのではなく、その道筋を考えることが算数数学的思考を育てることになるんです。



もちろん教えることは教えないと、学力低下なんて言われかねないんですけれどね。


だから今回の学習指導要領では台形は復活したようです。




だもんで、公式を獲得する為にあえて予備知識なんてなくてもいいのかななんて思うんでう。


授業中に、児童同士が操作活動を通して、多様な考えを出し、認め合って公式を獲得してくれればいいんです。


公式を覚えてそれを正しく運用できる授業に、児童の間違いは必要なく、静かに黙って練習してくれているだけの授業になってしまいます。



テストの点数が良ければいいなんて大人になった時生きていけません。


答えの見えない問題に立ち向かう為に、「多様な考えを持つ」考え方が必要であって教室で学ぶことはこれに尽きると思うんです。


それが「いきる力」では。



グアテマラに来るまで、アメリカの算数数学教育はすごいんだなと思ていたけれど、勉強してみると自分たちが思い描いてたのと真逆で驚きです。





2000年から2010年弱(それ以降の資料がないので分からん)までは筑波大学やその附属小学校の教員らが中心となって海外で授業研究を広める活動を行っていました。

多くの日本からの参加者が日本の教育の素晴らしさを再認識し、またアメリカや他の国の
先生方でさえ日本の教育のよさを感じ、参考に自国で活用しだしました。



アメリカのカリフォルニア州のある学校では全教員が授業研究を行う小学校が一つ誕生し、2002年から2006年までのカリフォルニア州算数試験の結果を見ると、その学校の子供たちが同じ地区の他の学校の子どもに比べ点数の上がり方が3倍も大きいということが分かったそうです。




新しいことを何でも導入し、右往左往するのではなく、日本の教育の美点を見つめ直すことが求められているのではないでしょうか。



けれどそういうのはやっぱ日本を出てみて気づくことなんでしょうかね。



今回参考にした資料は、

『算数授業研究 第54号 特集世界に広がれ日本の算数・筑波の算数』
企画・編集 筑波大学附属小学校算数研究部(東洋館出版社)

です。


そうそう、この本に北海道教育大学の教授も出てました。以前活動についてお話し、親身に相談に乗ってくださった先生です。もっとお話聞きたかったな。





とにかく、日本の教育は素晴らしいんだってことです!!!!!(ドン)




そんな感じ。




がてじろう

2013年12月19日木曜日

コーヒー教室体験

18/12/2013




グアテマラ時間、こんばんは。


日本時間、こんにちは。




どうも、がてじです。





冬です。



って季節感ない…



チーン。




食べるものだけは、季節感だそうと思って冬っぽい食材食べてます。



けど外の景色があれなもんで、まさにこういうのを「風情がない」というんだなと、頑張って高校古典勉強してよかったと思って候(そのレベル)






さて、先週コーヒー教室へ行ってきました。



グアテマラにある唯一のコーヒー協会「アナカフェ」という場所でそれはできます。



グアテマラの全ての農園を管理し、輸出業も担っておりますよ。


サントリーのBOSSレインボーマウンテンはここと提携して作ってます。




全コース7つ全てを受けた時、バリスタの称号が得られます。



今回はその一番目を受講。他のは定員超えてて無理でした。次回に期待!





こんな風に説明されますよ。




これは保存の方法。


冷蔵庫に入れちゃダメなんですって。あとプラスチック容器もダメですよ。


乾燥してて涼しいところ。


グアテマラないじゃん…!

とこっそり思ってました。




今回は4つの方法を学びました。


挽いた豆にお湯を注いで、最後に濾す方法。
フレンチプレスを使う方法。
フィルターの方法。
モカの作り方。


同じ豆を使うのに全然味が違うんですねー!!

びっくり。


最初の淹れ方が一番人気でした。

確かに味もしっかりしてた。


案外フレンチプレスもうまかったよ。






本当は豆の量も、お湯の量も量ってやるんですって。


プロって違いますね。




そんなこんなの4時間。



結構長いでしょ。



全部スペイン語だから疲れましたけれど、案外分かるもんですわ。


26名中、3人が外国人。
2人が台湾人。
そして1人が僕、日本人(ドラえもん風)



自分の成長を感じた。



僕はケメックスを使ってるんですけれどね、それも分量が違いました。




ますますコーヒーが好きになりました。




楽しかったー。





そんな感じ。



冬休みの日記に書くことあってよかった。



がてじろう

2013年12月18日水曜日

同期が帰国した。

18/12/2013





グアテマラ時間、おはようございます。


日本時間、こんばんは。





どうも、がてじです。







ついに、23年度1次隊、グアテマラ隊員は残すところ一人となってしまいました。




けれど、隊員が減っていっても、同期がいなくなっても、地球は毎日いつもの様に回り続けて、朝は毎日東から昇ってきて、グアテマラは何事もなく、いつもを繰り返す。



僕が6ヶ月後に帰った後も同じ毎日が繰り返す。




ちっぽけだなーと思う反面、妙に吹っ切れてすっきりする。


すっきりして、何でもできそうな気がする。


そんな開き直りもいいのかなって思う。





彼女と分かれてバスに乗って、いつものように映画を観た。



『宇宙兄弟』



原作の方がやっぱ断然よかったけど、なんか頑張ろうって思えた。単純。



外見たら満月で、しみじみ。



思わず親指で隠してみるミーハーっぷり。




宇宙行きたいなー。


月に行きたいなー。


月で勉強したら頭良くなるんだろうか。


朝の低血圧とかあるんかな。ってか時間の感覚とか鈍るんかな。




って、どうでもいいこと考えながら仕事してます(進まない)




あー、こうしゃきっとしないなー。




ま、いっかなるようになる。






そんな感じ。





がてじろう

2013年12月5日木曜日

季節の変わり目にはご注意を(もうすっかり変わってる)

05/12/2013



グアテマラ時間、こんにちは。


日本時間、おはようございます。




どうも、がてじです。







最近、テレビで友達を見つけます。


名前も知らない木ですから。


まちがった、友達ね、口すべった。


顔見知りというんですかね(勝手に知人にされても困る)




ここ4日間、また寝込んでました。



自分の免疫力のなさに驚きを隠せずにいますよ。




常春と言われますが、それは標高が1,500mまでの話であって、そんな最高級のコーヒーが育つか育たないかの瀬戸際の甘々のコンデンスミルクてろてろがけなところには住んでないわけで。



もっと、2日前にユネスコから無形文化財の称号を送ってもらえるような、寒くって、そう、あの真理のバカが扉開けやがって生気吸い取られた国民たち並に苦しむところに住んでるんだい!!






今日は病み上がりだけど、元気。



ちょっとお出かけしてる。



散歩。






って病人か。



正確には過去形か



あれだ、アニメとかによくある、大病かかえた人は窓際で、「うん、今日はちょっと気分がいいの…」って言ってるけれど、あれがよくないんではないかと思っている今日この頃。



まず、窓際はよくない。



寒い。



もっと温めなさい、体?



それと少しは外に出てもいいのではないかと思うのだが。



大病となるとそうもいかないと思うから、状況に合わせてってことで(適当)



何を言いたいかって、風邪ひいたんだったら、よくなりつつある時は少しは外に出て日を浴びた方がいいってことだ。



完治するまでベットの上で何をすることもなく、寝返りをうってるだけなら、さっと散歩に出かけた方が気持ちもリラックス、グータラになった諸筋肉に軽い刺激を打ち込んで、そしたら病み上がり期間が短くなるんでないかと、そう言いたいんだよ。



けれどあれだ、白血病の彼女を近くだからってどっか小島に連れてくのは、あれは避けた方がいい。うん。




数年後か数十年後にわざわざオーストラリアの何とかって場所まで行って叫ばないといけなくなるからオススメできない。







そしてただじゃ起き上がらないのが島田。


むしろ金払ってでも起き上がりたくはなかった島田。



(あーグータラしたい…)



同期の帰国準備に影響され、荷物を片付けてみる(!?)




しまった、また口がすべった。


想い出の整理をしてみた。




写真をね、ちょいと整理したのだよ。




あれだ、写真ってのは撮って満足しがちなのだよ、このご時世。




ちょっと好きな人はー島田みたいなーパソコンで加工して、Facebookにアップしていっぱい「いいね」ってあったら満足するんだよ。

え、コメントもくれちゃうの〜!照れる〜(デレデレ)



みたいな状況なんだよ。




だ、ダメだ俺!そんなんでいいのかよ俺!



そうじゃなくてだ、写真ってのは現像してなんぼじゃんか!!


写真の紙質を悩んでまでが写真じゃないんか!!!



あの、印刷したら全然雰囲気が出てなかったとか伝わってこなかったってのがいいんであって(そうか?)、そんなの写真好きなんて言えない、ただのカメラ愛好家だいっ!!!自分のカメラ持ってないくせに!!借り物のくせに!!!





ガーン



っと自分で流れるままに書いていって傷つく。



傷つけられた、自分に。





ってな感じに若干暴走気味に走ったので、写真たちを本にしてみようと思ったんです。


一度してみたいと思ってたんです、なんて言うんですか、Fotobookってやつ?



かっこいいですよね〜。




デザイン系はあんまセンスないので、ここは125周年を迎えたナショナルジオグラフィックさんのデザインを参考、胸を張ってパクって作成中で、ごわす(ごっつぁんです。)






一番の問題は自分が飽き性だってこと(一大事)




流れのままになかったことにしてしまえ、と自分の中の小悪魔ちゃん(かわいいね)が僕にささやくんだから、当の本人はどうすることもcannotなんだよ、これ。うん。





できるかどうか分からないけれど、祈っておいてくださいね(なぜカメラ目線?)





今週末はグアテマラシティでそろばん大会がありますよー。

島田は補助員ですよー。ワクワク。






そんな感じ。




がてじろう