2013年11月5日火曜日

Enjoy 死者の日!!

05/11/2013




グアテマラ時間、おはようございます。



日本時間、こんばんは。



どうも、がてじです。





仕事がひと段落、ひっさしぶりに「仕事」という言葉を忘れて休日を満喫しました。




いつもは、休みでも仕事のこと考えてるんですけど、先週の土曜日だけは、完全無視でいかせていただきましたよ。




グアテマラにも「お盆」という文化があります。




Día de Santosと言うんですね。




多分(笑)



2年以上いて結局このざま。





11月1日がその日です。




そしてグアテマラでは、僕らは「死者の日」と呼んでいるんですけど、その日に、「凧上げ」をするんです。




日本はお正月ですけどねー。




なんでも帰ってくる方々が見えるから上げるんですって。



そりゃー見えるはず、こんなでかかったら。






どどーん。



デカすぎて、デカさを表現しきれずにいる。




この手前の凧、最大直径19mあるんです。




もう、よくわかんない。




それが、ドンドンドンと飾られてるんです。




Santiago Sacatepéquezという場所の墓地で。




そりゃこの日じゃなくても見えるわ、と思いながらもその大きさに圧倒される島田。



もちろんミーハーな島田も、ほらここに。




凧まで買って。


そして、これが後々の屈辱となるとは思いもしなかった。




ここサンティアゴ・サカテペケスはこういう巨大凧で有名な場所なんです。


墓地にいろんな団体が毎年飾るんですね。



観光客にも人気ですよ。



墓地までの道中にはいろんな屋台やら出店何かが並んでて、それだけでも結構楽しい。




ちなみに島田の凧はQ7.5(100円弱)











すごいだろ。


なんて自慢げ。



いろいろ絵にはコンセプトらしきものを感じるけれど、よく分からず。



去年から作るそうですよ。手間がかかってますね。



けれど補強が甘いもんだから、




アヤヤ、見るも無残な姿に…



ってか、裏側雑すぎ(笑)



こりゃすぐ崩れるよ。




と、巨大凧も見たことだし、本命の凧上げ(そっち?)








と、開始早々、まずは上げ方が知らない(笑)



ということで、そこら辺にいる人に尋ねることに。



というか自ら話しかけてきたおっちゃん。



昔日本で働いてたんですって。



僕より日本の場所知ってましたよ。


首都の人。







そして僕らも凧上げ。


頭の中では上の写真のように上がる予定だったのですが。





念じる始末。


なんと、まったく上がらず。


ちょっと待て、と。



何でだ、と。







ちょっとおじさんに聞いてみた。



「形が悪い」




終了。


え、それだけ?



むしろそれ言われたらどうしようもない。





彼の上げる凧は画面中央のうっすーい赤色となり、





島田の凧はなんとも地に足ついた堅実さを見せる結果に。




周囲の子供からは鼻で笑われ、「プププ…ダメだね…」と影でバカにされ、俺の見てみろよと言わんばかりに自分の空高く飛ぶタコをアゴで示され、


すいません、どうか僕に凧のあげ方を教えてください


と弱冠10歳の少年に頭を下げる25歳。



「Está mal(形が悪い)」



どの子からも同じセリフをはかれ誰にも相手されない島田。



虚しい風だけが背中に吹き付ける。


もはやあの凧のように僕も飛ばしてくれと思いつつ、諦めつかない島田。





と、さっきのおじさん、気の毒に思ったのか、島田の凧を持ち上げて「走れ」と言ってくれるではないか。



やさしいおっさんの声援を胸に、というか背中に、周囲のグアテマラ人の視線をガチに感じながらもカウントダウン。


ダー!!!と走った結果、


残されたのは島田と赤い糸のみ。



島田の凧はしっかりおじさんの手に握られていましたとさ。




って、離せよ!!



無駄に恥かいたじゃんか!!!!!



くー悔しい…



いいんだ、凧なんて上げれなくたって…大人だもん、諦めよ。



て感じでした。






彼も僕と同じ結末。



頑張れ。強くなるぞ。








そして、なんとなく巨大凧揚げに参加してみた。



まったく役に立たず終わった。





気づくと時間も結構経ってたので、道のレストランでご飯食って、帰りました。




夜は皆でうまい日本食食って、くっちゃべって解散。



サーモンのホイル蒸しに豚の角煮、切り干し大根とサラダの豪華郷愁の味に大満足でした。





こんなそんなで一日中仕事を忘れて過ごした死者の日。




翌日までにしなければならなかった仕事は見事、凧のごとく天を貫き、むしろ明後日の方向に飛んでいってしまったとさ。


飛ぶもん飛ばないで、飛ばなくていいもん飛んでしまい、翌日、謝罪。


あはは、遊びは仕事を終わらせてからしましょうね、はは…






そんな感じ。





がてじろう

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