グアテマラ時間、こんにちは。
日本時間、おはようございます。
どうも、がてじです。
今日は研修員研修会でした。
これから市の研修会を継続させていくために、最もキーとなるパーソン。
そんな彼らが一体研修会でどんなことを研修するのか、研修を行う者としての心構え、そんなことを5時間、お話ししました。
今回は選ばれた9名の研修員たちは、市内を管轄する教育所長たちの推薦でした。
それぞれが意欲的に教育に携わっていることから抜擢されたのです。
今回の内容は、
開会
1. 研修会システム化について
経緯、概要、役割について
2. 指導ついて
指導を行うにあたって、指導書、授業構成の説明、効果的な授業を行うために(教具教材、板書、机間巡視、年間授業計画、学習指導案)
3. モデル授業
ビデオでの授業観察、ボランティアによる模擬授業
5. 第1回研修会について
指導員決定、研修会の日程、指導内容決定、今後の予定決定
6. 質疑応答
7. アンケート
閉会
今までやってきた研修会とは違い、勉強会のようなそんな内容でした。
結構ボランティアからの説明部分が多く、しゃべりっぱなしの部分も。
今、喉が痛いのは喋りすぎたからでしょうか。
研修会をシステム化すると話してから約半年が経ち、まさかここまで形になるとは思っていませんでした。
まだ実際に研修を行ってはいないので、まだスタートラインをきったわけではありませんが、ここまで来るのも自分としては未知の領域。
2年以上いて、ようやくできるようになったこの活動。
このプロジェクトはいろんなプロジェクトを基盤にして作りました。
昔、同県で同じような研修システムを行っていた隊員もいました。
事の始めはきっとそこからだったんだと思います。
赴任当初に頂いた先輩隊員の資料を読んで、任期中によくあそこまでシステムを構築できたと思っていました。
残念ながら継続は難しかったようですが、時を経て、またこの地でそういったプロジェクトを立ち上げることができたことは僕にとって幸せなことです。
今日の研修会のために最近はずっと3時間睡眠で準備を進めていました。
今までだったら7割くらい準備したら「ま、あとは当日なんとかなるか」で終了してましたけれど、今回は徹底的に準備。
いろん資料をほじくり出して指導の手引きを作成したり、教科内容を分析したり、指導書を作ったりしました。
真っ暗な中を手探りで進んでいくみたいに、まったく先が見えないし、どうしたらいいかも分からない、それでもやれる限りのことをやりました。
相談をした時に言われたんです、やれる限りのことをやれって。
ここ最近、自分を支えていた言葉です。
「できることをできる限りやる」
ふと思うんです、延長までして、なんでこんなに頑張ってるんだろうって。
継続しないかもしれないプロジェクトで、資金だってまったくなくて、一人で突っ走って、闇雲でわけ分からなくて、寝る時間もさいて、食事もとんないで汗水垂らして。
約500km離れた場所に日本文化紹介をしに行ってても、移動中も、深夜も仕事して、こんなところまできて、いろんな人に迷惑や心配かけながら何してんだろうなんて。
これが社会なんだなと、これが仕事というやつか、なんてしみじみ思うんですけれど。
果たして何を目指しているのか分からなくなる時もしばしばですが、ひとまず終わって一息。
できることをできる限り頑張りました。
結果は合格点だったと思います。
5時間もの死闘も順調に、滞りなく終わらせることができたし、準備で作成した指導の手引きは以前から作りたいと思っていたからちょうどよかったです。
この手引きには、授業を作るための必要な知識などを盛り込んであります。
テーマによっては数行でまとめられてますが、少しずつ内容を深めていったら今後の活動に役立てれるし、共有もできる。
そう思って作成しました。
そうそう、その中で板書の例を載せたんですが、これが結構好評だったので、板書例をまとめたものも作成していこうかと思います。
今日はよく休んで、また明日からお仕事です。
明日は小学校で会議。今後の方向性を決めます。
明後日は児童の登校日なので、本格的に学校がスタート。
来週は公務で首都に上京。
任地での活動がストップするので結構痛手。
そして次の週はついに研修会です。
2月には授業研究と校内研修もスタートなので、これからずっとお休みなしですかね(苦笑)
今のところ今月の目標は半分クリアです。
1. 無駄な時間ないぞー!!
2. 自分で自分を追い込まない
2番はもう少し努力が必要そうです(笑)
明日は9:30から会議だから、7時に資料を作成すれば間に合うかな、うん。
そうそう、研修会最後にカウンターパートから県教育事務所が活動を支援してくれるかもしれないと連絡を受けました。
資金繰りに困っていたので朗報です。が、期待は禁物、いつだって答えはNOに変わる世界ですから(笑)
近いうちに県事務所にプレゼンしないと。
とりあえず、今日はお疲れ様でしたというお話。
在外研修では頑張りすぎて終わった後仕事に手がつかなかったのでそれだけはならないよう気をつけます。
まだまだいろいろまとまらなくて書きたいこともあるけれど、とりあえず終わってのんびりする。
さ、PEANUTS読もう。
"Giving! The only real joy is giving!"
by Charlie Brown
時々、はっとさせられる一言がたまらないのがPEANUTSの魅力のひとつです。
ちなみに今日のタイトルは作者であるチャールズ・M・シュルツ氏の残した言葉です。
そんな感じ。
研修員たちと最後に1枚。
がてじろう
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