2011年11月14日月曜日

Viernes 4.11.2011 Día137

ご無沙汰しています。
とりあえず近況でも。
と言っても特に代わり映えのない毎日ですが。
11月1日は「死者の日」ということで、お盆にあたるのでしょうかね?
こっちではこの日に凧を飛ばします。
凧があるんですよね、ちょっとびっくりです。
子供がしているのを我慢できなくなって「ちょっと貸して!」と言って、若干奪った形で凧上げをさせていただきました(大人げない)
しかし意外に難しい。
いや、実に難しい。
子供の方がかなり上手でした。
僕は見なかったですが、この日の為になまら大きい凧を作る団体等もあり、グアテマラ全土でお祝いをしていました。
来年は参加してみたいですね。
僕はというと同期隊員と一緒に隣の県へ息抜きをしにいっていました。
第2の都市と呼ばれているくらい発展しているシェラ。
最近は息が詰まりそうだったので、気分転換に遊びにいきました。
おいしいパン屋さんでまったりして、シェラ散策。
DVDを探したりお土産を見て回りました。
お昼に中国料理店で懐かしの食事をいただきました。
前日まで謎の腹痛に襲われていたので全然食べられなかったのが悔やまれます。
帰りにセマコへ行って買い物をしました。
家族にティーポットをプレゼントとして買いました。
もうこちらはクリスマス商戦スタートです。
日本では見られないすてきな商品が売っていて、さすが本場は違うなと興奮を隠せない日本人2人でした(笑)
ママも多いに喜んでくれてよかったです。
さて、今日11月4日金曜日。
昨日急遽誘われた、高校の卒業式に出席してきました。
学校の先生の息子さんが卒業するということでね。
映画に出てくるような卒業式に感動しました。
それにしてもお祈りの時間が長いのが辛かったです。1時間もお祈りするんですよ。日本人には辛い時間です…
そして偉い人の話もやたらと長いので疲れます。
それでも楽しそうな卒業式でした。
初めて心から高校生をやり直したいなと思いました。
今のままで高校生に戻りたい。
映画のSeventeen Again(こんなタイトル?)みたいな。
ザックエフロンが主演の映画です。ぜひ見てみてください。
この息子さんもまさに17歳。
俺もザックみたいに戻りたいというか、ザックになってみたいというか。
話が明後日ですね。
とにかく、なんとも貴重な経験をしました。
最後は帽子を投げていました。これが見たかった!!!
やっぱ本当にするんだな〜。
けどもう一回やり直したいなんて思ってはいけませんね。
もう戻らないなら、今をしっかり見なくてはいけませんね。
お昼はホテルにご招待していただきました。
なまらおいしかったです。
いろんな家族の方とお話をして楽しい時間を過ごしました。
ものすごく元気でテンションの高い家族で億劫なスペイン語も気にならなくらい楽しかったです。
あんなにグアテマラ人と笑ったのは初めてかもしれない。
心の底から大笑いした一日でした。
なんだかんだ、大笑いってしていなかったので新鮮でした。
その後は先輩と少しお仕事をして、帰り道に体育館を見学しました。
大きい体育館では卓球に体操、トレーニングルームにボクシング?、サッカー、バドミントン、バレー、バスケ、などなどいろんなスポーツができるらしいです。
スポーツをしている人はやっぱ素敵です。
陸上を離れて何ヶ月になるのでしょうか。
走りたい。
あのトラックをもう一度走りたいです。
ぐるっと一周。
はい次の組入って。
少し緊張しながら自分のレーンに入る。
自分のブロックを合わせながら呼吸を整える。
お、なんか妙にしっくりくるな。
ガチャン
グッグッグ、体重が足裏に伝わるのがわかる。
身体が勝手に進んでいく。ハードルを飛ぶ瞬間、身体が勝手に飛んでいく。
はい急いで戻って。
と言われてものんびりと戻る。
自分のラインに戻ると必ずボックスを少し後ろに置き直す。
なんとなく、けどこれが気持ちいい。
位置についてのちょっと前、耳にザザーという音が聞こえる。スターターがしゃべる為にステレオのスイッチが入ったことを表す。
来る
位置について。
小さな会釈と同時に大きく屈伸。
はじめは後ろから足をかける。
地面には足はつけない。ぐい、ぐい。
次に前足。
そして手をラインにかからないように置く。
いつも一番最後に準備が終わる気がした。
ようい
号砲の合図とともにブロックを蹴る。
1歩目。
いつもと同じ位置だ。
2歩目、3歩目、
身体を少しずつ起こしていく。
順調にスピードを上げていく。
右足で地面を蹴り、左足を大きく前へ突き出す。
と同時に蹴りだした右足を一気に畳み込む。
減速しないようにスピードに身体を乗っけて。
よし。
と、大体ここらへんでいつも記憶が途切れる。
覚えているのは大体歓声の声としんどさ。
6台目を超えたくらいから一気に体力が奪われる。
くそ、身体が崩れる。
あれ、どっちの脚だ?
考えるな、考えるな。
そしてまた記憶がなくなる。
10台目のハードルを跳んでからが長いのは自分だけだろうか?
確かに長い。
今思うとあそこが一番嫌いだったかもしれない。
ゴール。
脚は動かない。
急いで出てって、お前走ってみろよと思う。
腰ゼッケンを外して重力に任せて地べたに座る。
あーもうハードルなんてやりたくない。
ここで毎回ハードルがなかったらなんて考えてた。
なんて、今だって鮮明に走っている時の光景を思い出すことができる。
思い出すというか、感じるというか。
身体がね、覚えているのですよ。
目をつぶって、筋肉に神経を持っていく。
そしたら不思議と感覚が筋肉を伝うのですよ。
今1台目2歩前の動き。
あ、今踏み切った。
こんなの漫画の世界だなんて思うなかれ。
身体は鮮明すぎるほど記憶している。
思い出そうとすればするほど、どんどん感覚が戻ってくる。
くー、陸上をしたい。
走るんじゃなくて陸上がしたい。
そんな情熱が今でもしっかり残ってるんだっていうから困ったもです。
自分のタイムが上がるんだったらどんな辛い練習でも楽しく感じることができた。
これが陸上のおもしろいところだなと。
競技場に行きたいな。
今度陸上をやっているところでも探してみようかな。
なんか、何とも言えない気持ちになってしまいました(笑)

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