2011年9月20日火曜日

日本を出発して今日でちょうど3ヶ月。
昨日から6年生の教室に入っているんですけどね。
昨日からなんとなく始めた数字当てクイズ。
授業の最初に黒板に数字を書くんです。
昨日は”2”を書きました。
なんて数でしょう?
2!!!
んじゃどんな意味を持ってるでしょう?
知らん!!2だ2!!
二つ目!
ぎゃーぎゃ騒いでうるさいうるさい。
だから「先生がここで皆が静かになるのを待っていた時間だよ」って言ったら皆きれいに申し訳なさそうな顔をして静かになりました。
よかったと思った瞬間にまたうるさくなる教室。
…落ち着け島田…ここは我慢だ…
って感じの6年生。
なんでか1年生よりやかましい。。。
こういうのは少しずつなんですね。
頑張れ俺…
そして今日の数字は”3”
これは日本を発ってからの数字。
皆「俺たちが静かになる時間!」とか「先生が外で考えていた時間!」とか、
昨日のこともあって少し想像の幅も広がった(?)気がします(笑)
ヒントは今日。
と言った瞬間に「3ヶ月?」って言う子がいてびっくり。
本当に子どもはおもしろい。
答えを言うと、何だそんなことかって顔をしながらも満足げな表情。
ああいう顔が授業中にもあったらいいな。
迷惑ばっかかけるけど
今日は先生に授業を頼まれていたので、昨日から教材を作ったりと大忙しだったのに、肝心の先生が登校せず(爆)
しかも算数なかったし(笑)
授業できないじゃん!!!!!!!
ってなって校長先生にパス。
午後にはやっぱ授業をしようということで、算数をしました。
3から始まる算数。
の下に横線を引いて、その下に、
24を書き足しました。
とその瞬間、「24ヶ月!」って声が!!
勘がいいね〜。
24分の3
こういうことも算数の力の一つですかね。


関係あるかわかりませんが、改訂された指導要領には類推するという能力も加えられました。
帰納的な考え方と演繹的な考え方と類推的な考え方。
日本はどこまで頭がよくなるのでしょうか(笑)
さて、今日は分数を扱いたかったので導入で分数を挙げました。
が、分数をわかっていない子が、
全員(爆)
6年生って最高学年だよ〜っと嘆きつつもムチ入れて授業をしました。
と言っても自分のスペイン語能力じゃ満足いく説明なんてできる訳もなく。。。
またやろうねって言ったら「うん!」と言ってくれて嬉しかったです。
そして5分間の休憩を挟んだら、皆不思議そうに机に座ってるんですよね。
こっちは休憩がないのです。
30分間の休み時間があるだけで、それ以外はぶっ通しで授業。
自分がトイレから帰ってきたら、
「静かにしろー!机に座れよ!!」
って(笑)
今は休み時間をとったから自由に休んでいいよって言ったらすごい大騒ぎ(笑)
子どもと一緒にちょっとはしゃいでしまいました(大人げない)
そしたら何人かが「算数を続けてほしい」と言ってくれて嬉しかったです。しかも一番うるさかったあの子が。
案の定うるさかったですが(笑)
その後は日本語と英語で何て言うのかを勉強して終わりました。
今日は一段と疲れました。
授業は本当に難しい。
子どもの扱いはもっと難しい。
どうしたら気持ちが伝わるのか。
考えどころです。
そして実践あるのみですな!!!
うまくいったとは言えない一日だったけど、少し自信がつきました。
そんな今日はずっと雨。


見た目は大人。中身は幼稚園児(笑)




2 件のコメント:

ちゃんみそ さんのコメント...

ねーねーグアテマラって
授業に特別活動とか総合学習ないの?


あとさ、
子ども同士のもめごとないの?

子どもの陰湿なもめごとが多発して
発狂しそうです

保護者もすげー

日本の保健室より

島田 翔平(Shohei Shimada) さんのコメント...

ちゃんみそ
ぬーどうだろ、少なくともうちはそういう枠組みはないな〜。普通の教科だけだね。イベントごととかはあるよ。けどその為の時間はない。授業時間削って準備したりする。。。こないだ先生がいなかったから将来についての授業をしてみた。だから多分ないな〜。

子ども同士のもめ事というほどのものはないですな、うちは。田舎だからかな?首都とかの学校はどうか分からないけど、うちはないかな。
今日はサッカーしてたら球が食べてたお菓子にぶつかって粉砕されて子どもがショックを受けているとこは見ました(笑)絶句してた(爆)
けんかレベルではないけど、皆でちょっかいかけあってるよ毎日(笑)けど楽しそう。けんかして涙するってのもほとんど見かけないし、ぐちぐち言ってても数分後にはケロッとしてる(爆)
日本は大変ですな〜。穏やかじゃないね。。。なんでそういうことが起きるんだろう?発展しすぎるといろんな問題が発生しますな〜。